コウ先生コラム

歪まないカラダはこうしてできる

カラダの巡りは、骨格筋肉にも左右されます。

ねじれのないカラダは、体液の流れもスムーズです。
しかし、動きの癖や姿勢、また重力がかかっている関係で、カラダはすぐに歪んでしまいます。巡りも悪くなってさまざまな不具合が起きてくるわけです。
歪ませないためには、普段からカラダの軸をブラさないことです。

血行を良くするためにストレッチをしたり、軸を強くするために筋トレをする人がいますが、わたしは骨格を無視したストレッチや筋トレはしません。

骨格や動きの運動性を無視したストレッチはかえってカラダの歪みを大きくしますし、バランスの崩れた骨格のままストレッチをすると、動きの連動性が悪くなり、特定の部位に負荷がかかることもあります。

筋トレも同様で、ボディビルダーはいかり肩で前屈みです。盛り上がるほど鍛えた上腕二頭筋に肩まわりの筋肉が巻き込まれ、6つに割れた腹筋が背中の筋肉を引っ張るからです。筋肉はありますが、カラダは歪んでいます。

人間のカラダは本来とっても機能的です。特別なトレーニングをしなくても動きやすいよう、バランスのいい骨格に無駄なく筋肉がつくものです。
ですから、日常生活で正しい姿勢・動作を維持していれば、動きの連動性によって歪みのない骨格、筋肉バランスが手に入ります。

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