これで全て分かる!産後に胸がしぼむ原因とバストアップ方法

妊娠・出産

「出産前のようなハリがあるバストを取り戻したい」
「産後のバストアップ対策は色々試したけど、元に戻らない」
とお悩みではありませんか?

 

産後のバストのたるみやしぼみは、多くの女性が悩む問題です。

妊娠中から出産後にかけて、女性のバストは人生で最大のサイズになりますが、産後のケアを怠ると、卒乳後に元のサイズに戻るどころかハリがなくなって、しぼんだり垂れるケースが多くあります。

 

今回は、その原因とケア方法、バストアップする方法をご紹介します。

 

妊娠から卒乳後はバストが激変する時期

 

妊娠2ヶ月頃~産後3日目ほどは、女性ホルモンの分泌が増加する為、バストのサイズにも影響を与える「乳腺」が発達します。それに伴って、乳房内の脂肪組織も増えていき、バストが2カップ以上になる方も多くいらっしゃいます。

 

授乳を始めると乳腺はしぼんでいき、卒乳や断乳後では、約1年かけて産前の状態にサイズに戻っていきます。

 

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バストは、脂肪組織が9割を占めていて、ホルモンの分泌量や授乳によって脂肪組織と乳腺の大きさが変わるため、産前よりもバストが小さくなったり、若干大きくなる女性もいらっしゃいます。

 

ただし、同じバストでも「脂肪型」と「乳腺型」に分かれていて、日本人は「脂肪型」が多い傾向にあり、柔らかい肌触りの反面、乳腺と大胸筋の繋がりが少ないため、バストも垂れやすいタイプが多いです。

 

「乳腺型」は、バストが大きめの傾向にあり、やや固めの肌触りで、垂れにくいタイプと言えます。

 

※2

乳腺は、小葉と乳管、腺組織、血管、神経から成り立つ組織で、母乳を作り、新生児や乳児へ「栄養」と「免疫機能」を与える役割を持っています。
脂肪組織は、体温を保ったり、クッションとして身体を守る役割があります。

妊娠から卒乳後のバストは、これら脂肪組織と乳腺の変化によって、サイズも激しく変わるのです。

 

産後に胸がしぼんだり垂れてしまう原因

 

産後のバストは、「ハリがなくなり、垂れてしまう」「しぼむように小さくなってしまう」「左右の大きさが違う」といった問題がありますが、これには5つの原因があって、どれか1つに該当するわけではなく、複数が重なりあっている場合が多くあります。

 

原因 詳細
1.胸を支える為に皮膚が伸びる

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妊娠中~産後にバストが大きくサイズアップすると同時に、表面の皮膚は大きくなった胸を支えるために伸びやすくなります。
ケアを怠ると、シワができたり、たるみが出ることも。
2.クーパー靭帯が伸びたり切れる

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乳房では、クーパー靭帯という、コラーゲン線維の束がバストを支えています。
妊娠・出産時はバストが急激に大きくなり、その重みや揺れによって、このクーパー靭帯が伸びたり、場合によっては切れてしまうこともあります。
クーパー靭帯は、一度伸びたり切れてしまうと再生することができない為、バストの形に大きく影響するのです。
3.授乳時にバストが引っ張られる

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立ちながら授乳、赤ちゃんが乳首を引っ張るクセがついていると、バストが下向きに引っ張られる状態になり、バストが垂れやすくなる、または、乳首が伸びた状態になる可能性もあります。
4.姿勢の悪さで血のめぐりが悪化する

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姿勢が悪くなると、年齢以上の雰囲気を感じさせるだけでなく、血のめぐりが悪化し、バストのハリも失われて、垂れやすくなる事も。

産後は、オムツを替えたり抱っこをしたり、哺乳瓶でミルクを与えるときなど、前屈みの姿勢をとることが多くなり、猫背になって姿勢が悪くなってしまいがちです。

5.産後の筋力低下

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基礎代謝が低下している産後は、大胸筋も減少している為、バストダウンやたるみにも繋がります。

これらの原因は、以下のことを実践すると、効果的にケアができます。

 

バストのたるみ、しぼみに効果的なケア方法

 

バストアケアには、保湿クリームやエクササイズ、ブラジャーの見直し、ほか、授乳の仕方や特定の栄養素を摂取するといった5つの方法があり、どれも簡単に実践できます。

 

産後のたるみやしぼみは、複数の原因から起きている事が多いので、以下のケア方法は出来る限り試していく事をオススメします。

 

保湿クリームを使った「バストケアマッサージ」

 

産後は、女性ホルモンの激減で肌のバリア機能が低下しやすく、デリケートな状態にあります。その為、肌のキメを整えながら、綺麗なバスト作りが目指せる、「保湿」と「マッサージ」がお勧めです。

 

ベストアイテムとしては、バストケア専用のクリームや全身ローション、保湿クリーム等で、肌への負担が最小限の「無添加」を選びましょう。

マッサージは、血行が良くなっている「お風呂上り」で行うと、より効果的です。

 

ポイントは、理想の形を意識して、バストを外側から内側、下から上の方向に、バスト周辺の余分な脂肪をバスト側に集めるイメージで行うことです。
授乳を頑張っている胸をいたわるように、ゆっくり優しくマッサージしてあげましょう。

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空いた時間で大胸筋のエクササイズ

 

大胸筋はバストの土台となるため、筋力が上がると、胸のたるみを抑えるだけでなく、サイズアップ効果もあります。

最も手軽にできるのは、両手のひらを合わせて10秒間強く押し合うエクササイズです。
ちょっとした時間で実践できるのでおすすめです。

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適切なブラジャーを着ける

 

卒乳までの間、バストはめまぐるしく変化するため、時期ごとに合ったブラジャーをつけると、ハリやたるみ等の崩れを最小限に抑えられます。

 

授乳中
きつめのブラジャーは、胸が締め付けられて、乳腺に傷がつき、授乳時に痛みを感じる場合があります。
「授乳用のブラジャー」なら、胸のたるみ、圧迫感を防げるので、負担が最小限に抑えられます。

 

ただし、クーパー靭帯が伸びる、切れてしまうリスクを避けるため、ぴったりのサイズ選びをする事に気を配りましょう。

 

断乳後
何かしらの都合で授乳を中止する事を「断乳」と言いますが、断乳後しばらくすると、サイズダウンしやすくなるので、その時のサイズに合ったブラジャーを身に着けましょう。
サイズが合わないブラジャーの着用は、バストが揺れやすく、皮膚のたるみに繋がる可能性があります。

 

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授乳時に引っ張り飲みさせない

 

立ったまま授乳したり、赤ちゃんが乳首を引っ張りながら飲むクセがついていると、バストが下向きの状態になる可能性があります。
その為、立ちながらの授乳は避けるようにしましょう。

 

引っ張り飲みを防ぐためには、赤ちゃんを高い位置で抱いたり、重たいと感じる場合は、授乳クッションなどを使って、頭の高さを調節すると良いです。

 

バストアップに有効な栄養を摂る(食事・サプリメント)

 

バストアップに効果的な栄養素は、必須アミノ酸がバランスよく含まれる「良質タンパク質」です。代表的な食品は、豆腐や納豆、卵、肉類(鶏・豚・牛)、乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)となっています。

 

これらのタンパク質を摂取していないと、必須アミノ酸が不足し、肌や爪、髪を作るのに必要とされるタンパク質「ケラチン」が作れず、バストの大きさや形にも悪影響が出ます。

 

食事で栄養摂取を目指す場合、1日に肉類を200mg、たまご3~6個、チーズ120mgといった、MEC食(Meet Egg Cheese)を始めるのもオススメです。この量を摂取することで、毎日に必要な栄養素がほとんど補えるようになっています。

 

ただし、ビタミンCが少しだけ不足する点があり、肉類にプリン体という「尿酸値を高める物質」が含まれているので、大量に摂取し続けると、通風を引き起こす可能性がある事が心配されます。

 

ビタミンCは、食事かサプリで補い、尿酸値を高める「糖質」や「添加物の多い食品」を避ければ、その可能性はより低減できるでしょう。

マルチビタミンでバランスの良い摂取を心がける方もいらっしゃいますが、「食事だけで栄養が補えない時だけサプリを活用する」ことが、基本のスタンスとご理解下さい。

 

また、「女性ホルモンの分泌」が女性らしさを根本から支えるという事で、バストアップでも重要視され、女性ホルモンの分泌を高めるためのサプリが、数多く販売されていますが、授乳による赤ちゃんへの影響が分からない為に、多くのサプリは「妊娠中・授乳中の方は使用を控えて下さい」といった表記がされています。

表記をしっかり確認して医師と相談の上、検討しましょう。

 

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妊娠中・授乳中でも飲めるバストアップサプリ

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バストアップ目的で「女性ホルモン注射」を受けようと、美容クリニックを訪ねる方もいらっしゃいますが、女性ホルモンを直に補充する事で起こる副作用に、「食欲不振」や「体重増加」、「めまい」などがある事から、施術は受けることができないようになっています。

 

産後で確実にバストアップする方法

 

「バストケアは色々やってみたけど、効果がなかった」、「とにかく確実にバストアップしたい」という方は、確実にバストアップする方法として、豊胸手術という手段もあります。

 

妊娠中~授乳期では、大きくなったバストに対応しようと、皮膚が伸びたり、たるみができやすくなります。その時は、皮膚が柔らかく余裕があるため、大きな胸ができやすい状態なのです。

 

加えて、産後のバスト周辺は、授乳との関係で血流が良くなっている為、『豊胸手術で注入する脂肪が定着しやすい』というメリットもあります。さらには、授乳期でも問題はありません。

 

ただし、施術タイミングは、「母乳が出なくなり、バストサイズが安定した頃」となるので、断乳後1~2ヶ月以降に施術に望むのがベストです。

施術プランは、ご本人が希望するサイズや、乳房内の脂肪の状態で変わるため、美容外科の医師と相談の上、最適な方法を見つけていきましょう。

 

 

施術方法/内容/費用

脂肪注入 ヒアルロン酸 プロテーゼ
施術内容 吸引した脂肪から、しこりの原因(死活・老化細胞)を除去した後、定着率の高い脂肪を注入する方法が主流。 わきか胸の下に2~3mmの穴を開けてヒアルロン酸を注入する施術。 胸に入れるバッグを決めて、わき側の切開(3mmほど)を行い、挿入する施術。
施術時間 およそ2時間半 30分~ 2~3時間
持続期間 ※脂肪の定着率が高いほど、そのまま持続 体内に吸収される為、1年半~3年 半永久
メリット ・1.5~2カップのサイズアップ

・自然な仕上がり、感触となっていて、レントゲン等に映る心配もなし。

・約1カップのサイズアップ

・いずれ体内に吸収されるので、安全性が高い。

・2カップ以上のサイズアップ
デメリット ・低い確率だが、しこりが出る可能性あり。 ・持続期間が短い

・触り心地がやや固め

・術後、腫れや痛みがある場合は再度の処置あり

・内容によって、妊娠中では施術できない場合あり

ダウンタイム ほとんど無し ほとんど無し 約1週間
費用 80万円~ 30万円~ 40万円~200万前後

 

脂肪注入やヒアルロン酸での豊胸手術は、注射による施術のため、授乳中でも影響はなく、痛みも少なくて、傷もほとんど残りません。

その為、産後の女性でも施術されるケースが年々増加しています。

ですが、クリニックの技術の違いで、失敗される方がいらっしゃるのも事実です。

 

脂肪注入は、乳房にしこりや脂肪壊死といった合併症を起こす可能性があり、術後に『のう胞』という、数ミリから10cm程度の袋状のしこりを吸引する必要がありました。

 

技術力のあるクリニックの脂肪注入は、無菌状態で乳房から脂肪細胞のみを抽出し、老化細胞などの不純物の除去を行った上で、新鮮な濃縮細胞を注入するため、術後のリスクも最小限に抑えられています。

 

ヒアルロン酸注入は安全性の高い施術ですが、麻酔が切れてくると、数日~1週間程度、胸周りに筋肉痛のような痛みを感じる可能性があります。日常生活に制限がかかる程ではないので、デスクワークといった仕事をされている方なら、翌日から問題なく動けます。

 

プロテーゼは、豊胸バッグやシリコンバッグ、またはインプラントとも呼ばれ、2カップ以上のサイズアップが見込めて、半永久的に持続する効果を持ちますが、人によってはバッグが合わない、腫れや痛みが引かず、再度の処置を必要とする場合があります。

 

例:手術後のバストの変化

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まとめ

 

産後のバストダウンは、複数の原因が重なっている事、バストの効果的なケアにも複数ある事、バストアップするなら施術が確実、という事がご理解頂けたかと思います。

希望するバストに応じて、紹介した方法を実践すれば、必ずその役に立てるはずです。
バストアップ対策は色々試したけれど、効果がなかったという方は、この機会にぜひ実践されて下さい。