妊娠に気づくタイミング、初めての人ほど分からないものでしょう。
何だか、最近微熱が続く、何となく身体のだるさが取れない。
また、明らかに生理が遅い・・・
風邪の様に感じるけど、咳や鼻水といった風邪の様な症状もない。
「でも、だるい・・・」
そんな症状の時はもしかしたら「赤ちゃんが授かったかも?」知れませんよ。
妊娠の可能性のある方は、こうした症状が赤ちゃんからのシグナルかもしれませんので見逃さずに。
私の経験からは、なんとなく身体の状況が温かい感じが常にしていた様に記憶しています。既に、ホルモンのバランスも変わってきていた様です。
既に、お母さんになる準備を身体は始めている時期になりますから、具体的に、妊娠に気が付くタイミングとしては?どの様な変化があるのか知っておきましょう。
それは、小さな変化から始まります。以下の15のまとめから、ご参考下さい。
目次
月経の遅れから始まり「微熱の継続」
まさに、「妊娠したかも?」、多くの女性が「生理がない」この点で「まさか」と思うものです。そして、身体が何となく温かく感じ、また微熱がある。
まさに妊娠の顕著な例ですね。
次に高温期の継続
よく妊娠したい時に用いる体温計として、女性体温計というものがありますよね。 毎朝、起床時お布団から出る前に使用するものです。
排卵日を知る為に、口に加えて図るタイプのものです。(布団から起き上がった時はダメですよ。) 低体温の時期と、高体温の時期を判断するための体温計です。
妊娠するためには、この体温の計測は大切な過程になりますから、少々手間ですが頑張って継続しましょう。 妊娠していると高体温の状態にあるのです。
平均してみると、妊娠の可能性が高い高体温時期としては37度から37.5度位の状態を指します。
この時期に、妊娠検査薬を使用してみるとすぐに陽性の反応が出る事があります。
陽性反応が出るという事は、生理時期の低体温時期が終わり、排卵が終わり高体温期に入り着床することを言います。
計画妊娠をしたい女性ならば、こうした時期を逃さない為にも基礎体温を継続してつけているといいですよね。
身体のだるさ
何となく、いつもと違う感じが継続しています。お仕事をしている女性だと、ボーとした感じが続いていつもと違う身体の状況と感じる事もあると思います。
良く表現される言い方としては、軽い2日酔いの後の様な感じという方もいます。
頭痛が起こる
普段は頭痛の経験等ない女性でも、赤ちゃんが宿った事により自律神経のバランスの変化や血圧の変化が起こる事があります。
妊娠により、こめかみの辺りがおもだるく、ズキっとした痛みを感じる偏頭痛の様は症状が出たり、眠りにつきにくい頭痛が妊娠の兆候として出る女性もいます。
お腹の痛み
人により個人差も大きいのですが、お腹の不快感が現れる時期でもあります。生理前のお腹が少し重たい感じがすることがあります。
赤ちゃんという異物が体内に入ったことで、違和感を覚えるのです。 何となく、便秘に似た様なお腹の張りを感じる事があります。
腰回りの重さを感じたり、偏頭痛と感じたりと生理に似た所がありますから、妊娠の可能性がある時は気を付けて判断したい症状であります。
胸の変化
生理前の胸の状態によく似た所があります。
乳首が、下着に触れただけで生理時期でもないのに何となくチクリした感じがしたり、胸の張った感じや圧迫感を覚えたりします。
普段から、乳がんのセルフケアをしている女性だと気が付きやすいのですが、妊娠により乳頭の色が濃くなる事があります。
胸の張りと、乳頭の色の変化を感じたら妊娠の可能性は大なりです。
女性ホルモンの変化によるものですが、通常の生理に分泌されるよりもはるかに多くの、 「エストロゲン」と「プロゲステロン」という物質が受精後分泌される事が原因とされています。
この二つ女性ホルモンは、シミの原因で代表的な存在ですが、メラニン色素を変化させる作用を持ち合わせています。
この分泌量が妊娠によって増加したことから、乳頭の色が濃くなると言われています。 また、個人差も大きいのですが妊娠によって乳頭の突出が大きく見られる方もいます。
後期になると、かなり顕著に変化を感じる事もあるかもしれませんね。 そして、出産が近くなるとおっぱいが出る事もありますよ。
生理前に変化のある方だと、妊娠の兆候としても同様の症状が出やすい事もある様です。
また、逆に普段は胸に変化を感じない方でも妊娠したことによって、胸の変化を感じやすくなると言ったこともあります。
既に、おっぱいを飲ませる事も身体は感じ始めて、お母さんになる準備をしているのですね。また、色素の違いは胸だけではありません。
脇や外陰部にも表れる事があります。それは、メラニン色素が多い事が原因とされています。妊娠によるものですから、ご心配なく。
めまいを感じる
気を付けておきたい症状としては、めまいです。
受精卵として体内に着床するとすぐに、女性の身体は血液を増やす準備を開始するのです。
まだ、本人も気づく前から宿ったばかりであろう赤ちゃんに栄養と酸素を送る準備を始めているのです。
その準備によって、女性の身体にはめまいという症状が現れる事があります。
良く、妊娠時期になる「貧血」の症状は具体的な身体の状況してはこうした事から起こる様です。
妊娠により、血液の量が増える一方で、赤血球の増加は微量でありますが、血液のサイクルを円滑にするための作業として、水分量が増加する事があります。
こうした結果により、妊婦さんがよく処方される「鉄剤」の服用となる「鉄欠乏性貧血」という症状と言われています。
この時期の女性は、「まさか?妊娠?」と自覚する前から「めまい」「立ちくらみ」という症状現れる事がありますから、気を付けて下さい。
実際に私も1人目の妊娠初期でしたが、ふと気を失う様な事がありました。
何ともなく、買い物をしていた時突然目の前が歪んできて、まさに「貧血」だったのでしょうね。こうした症状は突然現れると思います。
貧血になる時は、本当に一瞬にして目の前が白くなり「バタン」といくのでくれぐれも気を付けて下さいね。
妊娠に気づいた女性は、初期段階はこうした症状が突如現れる事がありますから、一人での外出は控えた方がいい時期と思います。
特に、通勤をされる方は「優先席」付近に座ったり、「マタニティマーク」を必ずつけて貰いたいです。
まだまだ、傍目には妊婦さんとは判らない時期ですが、初期からかなり症状が出る事も多いので、まず本人が気を付けていきたい時期ともいえます。
そして、初期段階のこの様な症状が現れる事が多い方としては、元来貧血傾向のある女性に強く現れるとのことが言われています。
既に、食事にも気を配りたいですね。また、食事の内容によっては妊娠の中期・後期から「鉄剤」の服用という妊婦さんもかなり多いとのことです。
鉄剤は、便秘の要因にもなりますから、普段からの食事内容には気を配りたいですね。
鉄剤を服用出来ればいいのですが、この鉄剤というお薬は実に癖を感じました。 人によっては、飲めないと感じる人もいるとのこと。
妊娠前からの、貧血には気を付けて食生活をしておく必要性がありますね。
臭いに敏感になる
妊娠に気が付く時に、炊飯ジャーの蓋を開けた時に、おもわず「ウッ」となった経験がある方がいるかと思います。そうなんです。
妊娠初期はこうした臭いにとても敏感に反応するのです。
また、上司の加齢臭が妙に鼻につく様に感じるマタニティワーカーさんもいると思います。 今まで何ともなかったはずの匂いがダメなのです。 なぜなのでしょうか?
それは、妊娠により体内では既に赤ちゃんを守る為に防衛反応が起こっているので、こうした臭いに関しても敏感になる事があるのです。
また、こうした言い伝えがあるのご存じでしょうか?
オスを避けるために臭いに敏感になり、たばこ臭やアルコールの匂いがダメになるなんてことも、実際に言われています。
これは、潜在能力が働いて起こる事なのです。.何だか、匂いに敏感になった?なんて感じる方は、妊娠を疑ってみても?
胃もたれがずっと続いている
普段は何を食べてもおいしく感じていたのに・・・ここのところ、何だか胸焼けの様にムカムカしている。
水分ばかり欲しい感じがする。何も食べたくない。
何を食べても美味しいと思う事が少ない。 そんな感じが続いている時、それはつわりの前兆という事も考えられます。
人によっては、この胃もたれの時期から実はつわりが始まっているかの様に吐き気を催す事で、妊娠を疑う事もあります。
強烈な睡魔
なんでこんなに眠いのだろう?寝ても寝ても眠い。そんな時は、きっとおめでたです。 直ぐに検査薬の使用で確認してみるとよいでしょう。
何で、そんなに眠いのか?それは、妊娠初期症状の一つでありますが、脳から指令が出ているのです。
身体が素手に二人分の仕事を開始し始めていますから、脳が「少し休みなさい」と指令を送っている事によって、休ませようと睡魔という形で教えているのです。
妊娠に気が付く前でも、お腹には既に新しい生命が宿っていますから、睡魔というブレーキで教えているのです。
よだれが出る
普段よだれなんて気にしなかったのに、なんだかよだれが・・・「なんだろう?」「お腹もすいてないのに・・・」こうした症状が出るときがあります。
妊娠によってよだれが出るのは、殺菌作用と、食べたものの毒素を体内なら排出する為といったことが理由になります。
ウィルスや雑菌から身体を守るための働きなのです。また、よだれと同様に鼻水が増えるといった症状が現れる事もなります。
同様の理由によります。これからの働きは、既にお母さんになる準備を身体が始めている証拠ですね。
嗜好の変化
今まであっさりとヘルシー嗜好だったのに、急に味のしっかりとした濃い味のものが食べたい、酸味系のものが食べたい、ご飯の量が増えた。
味覚の変化は、妊娠の兆候です。
トイレの回数が増えます
妙に、「トイレが近くて仕方ない・・・さっき行ったばかりなのに・・・」それは、赤ちゃんという異物が入った事で膀胱が圧迫されて尿意を感じ、頻尿といった感覚を受けるのです。
また、膀胱だけで感じるのではなく、腸も妊娠により影響を受けています。 いやに、排便が困難になる。
今までは便秘の経験がない人でも急に便秘になったり、逆に下痢が止まらない・・・妊娠の兆候が表れてくる時期から急に下痢が止まらなくて、整腸剤の服用をしてしまう。
こんな話はよくある事です。 妊娠の計画をしている方で、こうした症状が現れた時は市販薬の服用ではなく、妊娠判定をしてから産科の受診をお勧めしたいです。
初期段階での、こうした服用はよくあるケースですがさほど心配はいりませんが、薬には気を付けていきましょうね。
また、トイレに行くときに気にかかる事がありませんか?
「おりもの」です。妊娠の兆候の一つにおりものの増加があります。
生理周期同様に、妊娠によりおりものの増加がみられます。 妊娠によって女性ホルモンが活発化された事により起こる現象であります。
おりものの増加で下着も汚れて、雑菌も繁殖しやすくなります。 膣内の感染予防を意識して下着もこまめに変えましょう。
妊娠が判ったら、変えの下着は持ち合わせておくといいですよ。
ライナー等使用もいいのですが、人によっては妊娠により皮膚も過敏に反応しているので、肌荒れを引き起こす事もありますから、気を付けて下さいね。
私の経験では、このライナーの使用で初期時期に軽く炎症気味になりました。また、ライナーの使用も無香料の方が使いやすいかもしれません。
臭いに敏感な時期ですから、ライナーで気持ちが悪くなるなんて友人もいました。
体毛の増加と肌荒れ
普段から自己処理で脱毛している方だと、気が付きやすいかもしれません?
妊娠により、急激に体毛が濃くなる事があります。特に、お腹周りの体毛が濃くなる事があります。
こうした現象は、妊娠のシンボルであるお腹を守る事になるのです。これから10か月大きくなっていくお腹を守る働きが強化されて起こる現象です。
また、体毛と同様にホルモンのバランスが影響しての事になりますが、妊娠により思春期の様にホルモンの分泌量が増加して肌荒れを引き起こすのです。
妊娠により女性ホルモンが急激に増加する事で、新陳代謝が活発化され、角質も柔らかくなる事で水分量も増加しますが、肌の乾燥を防ぐために皮脂を過剰する様になる事で、肌荒れが起こりやすくなっているのです。
万一、こうした症状で市販薬や皮膚科でお薬を処方してもらった。 なんてことがあっても、この時期はお腹の赤ちゃんへの影響はまずありません。
着床出血
いつもの生理の時期ではないのに、出血があった、いつもと色の違う出血だったり、血の量だったり、こうした症状が出るときがあります。
生理前にこうした少量の出血が確認される事があった時は、妊娠の可能性があります。こうした様に、妊娠の兆候はかなり顕著に女性の身体に表れてきます。
女性ホルモンが大きく変化するこの時期になりますので、人によっては妊娠に気づくこの時期から、かなり大変な思いをされる方も少なくないのが実情です。
「もしかして?赤ちゃん?」と思ったら、まずは市販の妊娠検査薬を使って見て下さいね。
使用時期ですが、前回の生理から30日前後の使用だととても正確に反応が出る様です。
この妊娠検査薬は、とても有効性の高いものですが、赤いラインが入ったりと、反応があった場合は産科の受診でおめでたの確認をしてくださいね。
まとめ
何となくいつもとは違った変な感じを受ける、妊娠初期のこの時期ですが小さな体調の変化を感じ易くなりがちです。
これも、全て着床したばかりの赤ちゃんからのシグナルになりますから、しっかりとキャッチしてあげてくださいね。