暑さも少し落ち着いてきましたね。
とはいえ、雨が降った後は湿度が高くなって、蒸し暑く感じます。そんな時に生理だと憂鬱ですよね。
汗で蒸れたり、蒸れからくるかゆみが出たり…。
妊活中だと、望んでない生理が来るとさらに憂鬱ですよね。
現在、私が生理のときに使用しているのは使い捨てのナプキンです。
長男の妊娠前は長時間勤務で、なかなかトイレに行けないため、タンポンを使用していましたが、
たまたま抗生剤を1週間した期間にタンポンを使用していて、膣カンジタ症になってしまいました。
膣カンジタ症とはご存知の方の多いことと思いますが、カビの一種です。
風邪などで体調を崩したり、抗生剤を使用するなどした場合に起こりやすくなります。
そんなことがあり、もっぱら使い捨てのナプキンを使用しているのですが、やはりこの時期は汗などで蒸れて不快です。
そこで最近気になっているのが、布ナプキンです。
次男妊娠時に布ナプキンの存在を知ったのですが、気持ちの余裕がなく、完全に眼中にありませんでしたが、最近の生理時の不快っぷりと次男の手が離れたことから興味を持っています。
この布ナプキン、妊活にもいいというので、見逃せませんね!
布ナプキンとはどんなもの?
布ナプキンとは、布でできた洗って使えるナプキンです。
紙ナプキンと同じような形や使い方をする一体型と呼ばれるものや、ホルダーに吸収体の布をセットして使うものなど、様々な種類があるようです。
そして、たくさんの色・柄があるのも布ナプキンの特徴かもしれませんね。素材はコットンですが、そのコットンもオーガニックにこだわっているものもあります。
そもそも使い捨ての紙ナプキンの素材はポリエチレンやポリエステルなどの石油由来の素材です。
石油由来と知ってしまうと、デリケートな部分に使うのはやっぱり抵抗感がありますね…。
当然、使い捨ての紙ナプキンは動いてこすれるとヒリヒリ痛くなったりかゆくなったりしやすいですが、布ナプキンは普段の下着を着けている状態とほとんど変わらないため、動いても痛くもかゆくもなりにくいとのこと。
蒸れの原因となる防水加工で比較すると、使い捨ての紙ナプキンは湿気も水も逃がさないビニール素材を防水加工に使用していて、長時間でも漏れの心配がないようになっていますが、布ナプキンは湿気は逃すのに水は逃さない透湿防水布を使用しているので、同じ水を通さない素材でも、布ナプキンの方がムレにくく、かぶれにくい快適な作りになっています。
布ナプキンを使うメリット
これ以外に妊活中の方々に朗報なのが、布ナプキンの使用によって生理痛・排卵痛の緩和や不妊の改善が望めるということです。
生理痛の主な原因はプロスタグランジンという生理活性物質によるものです。
この物質は、子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を果たします。この量が多すぎると収縮が強くなり、痛みが発生する原因になります。
子宮の収縮は体内の毒や異物が多いほど活動が増え、痛みを増します。
紙ナプキンのほとんどは、肌面に化学物質で固めた繊維素材
「不織布」を採用しているので、紙ナプキンから毒や異物として認識される石油素材やダイオキシンを吸収してしまいまい、
その毒素が体内に入り、不要のものと判断され、
排泄しようと更にプロスタグランジンが放出され、生理痛が悪化するというわけです。
また、当然ですがこれらの化学物資が子宮に良い影響を与えるはずもなく、不妊の原因の1つではないかといわれています。加えて、冷えの予防にもなるようです。
紙ナプキンとの比較
布ナプキンは、洋服の重ね着と同じ効果をもたらします。子宮を包み込んで体を温め、冷えが改善することで基礎代謝が上がります。
反対に、紙ナプキンの多くは
「熱冷ましシート」にも使われる「水分を含むとジェリー状になる高分子吸収体ポリマー」を吸収体として使用しています。
経血を吸収したナプキンによって子宮が冷え、
生理痛・子宮の病気・不妊症・太りやすい体をつくる原因になり得るとのことです。
あと、これは驚いたのですが、布ナプキンの使用で生理のにおいが気にならなくなるというのです。実は本来経血は無臭なんだそう。
ニオイの主な原因は2つあり、1つはムレによる雑菌の繁殖。
もう1つは、紙ナプキンに含まれる化学物質の石油原料と高分子吸収剤が経血と触れることで発生するのだそうです。
布ナプキンは通気性が良いのでムレを軽減し、化学物質を使用せず、天然素材のみ使用することでニオイの発生を抑えることにつながるんですね。
ここまで布ナプキンのメリットをご紹介しましたが、一番の心配は漏れや洗濯ではないでしょうか?
洗濯機で洗えるの?
洗濯に関しては布ナプキンは普段の下着と同じように洗濯機で洗えるそう。
使用後は「軽くもみ洗いをする」⇒「浸け置く」⇒「乾かす」だけいいのだそう。
お風呂へ入るついでに、浸け置いた布ナプキンをもみ洗いすると洗う手間がさらにはぶけると紹介されていました。
また、漏れに関しても交換時間を2・3時間程度にすれば大丈夫。
防水布がついている布ナプキンがあるので、漏れることはないそう。
ただ、外出時や長時間になりそうなときは使い捨ての紙ナプキンと併用すると安心かもしれませんね。自然のもので身体に優しく、ごみも減らせて環境にも優しい布ナプキン。
私もこれを機に布ナプキンに挑戦してみたくなりました!