現代女性はストレスでホルモンバランスが崩れがちだと言われています。ホルモンバランスを狂わせるストレスが減らせれば、いちばんいいのですが、すべてのストレスをなくすのは難しいのではないでしょうか。
ストレスを解消したり、ホルモンバランスを整える食べ物があれば、ぜひ食生活に取り入れたいものです。
ホルモンバランスを整えるために食べたい食品とは、どんなものなのでしょうか?また、ホルモンバランスを崩してしまう食べ物は、どんなものなのでしょうか?
女性ホルモンのバランスが崩れてしまう原因
女性ホルモンを崩してしまう原因は、ストレスや厳しいダイエット、睡不足、不規則な食生活などがあります。ストレスを受けたとき、体は脳に危険信号を送ります。
脳はホルモンから分泌されるものですが、脳は体が危機的な状況にあると知ると、ホルモンの分泌ができなくなってしまいます。
女性がたくさんの不調に悩まされてしまうのは、女性ならではの体の仕組みがあるからだと言えます。ホルモンバランスが崩れてしまうと、冷え性や貧血、肩こり、だるさ、…と、たくさんの症状に悩まされてしまう可能性が高くなってしまいます。
女性の体におきた多くの不調は、心理的に辛いだけではなく、妊娠を希望する女性の不妊につながる事もあるでしょう。
ホルモンバランスのチェック
女性のホルモンバランスを崩れる原因について、次のような項目に該当していないか確認してみましょう。
- 寝起きが悪い
- 人間関係の事が気になる
- 絶えず仕事を事が頭に浮かんでしまう
- 朝ごはんを食べない
- 寝る直前までスマホやPCなどを使う
- お酒が好き
- 運動が嫌い
- 食べ物の好き嫌いが多い
他にも、仕事と家の往復で、運動をする時間がなかったり、自分で料理を作る時間がない場合にコンビニの食事ですませてしまう事などは、ある程度仕方がありませんが、できれば避けたいものです。
スマホの使用がホルモンバランスを崩す
LINEやフェイスブックのチェックのために、ずっと携帯を使い続けてしまう方も多いのではないでしょうか。スマホやPC、タブレットの使用で、脳や目が刺激を受けて眠れなくなってしまう事も多いのです。眠れなくなってしまうと、朝起きる事ができなくなってしまいます。
朝起きるのが遅くなると、朝ごはんを食べる時間もなくなってしまうでしょう。スマホの使用でホルモンバランスを崩す、生活原因の多くに当てはまるようになってしまうかもしれません。寝る一時間前はスマホやPCなどの使用を避けて、なるべくスマホなどの使用は避けるようにする事が、ホルモンバランスを崩さない生活習慣を可能にするかもしれません。
ホルモンバランスが乱れないようにするには、ホルモンバランスを崩す原因に気づいて、その原因を取り除く事が欠かせないでしょう。携帯を使うと、視力が悪くなっていくばかりではなく、頭痛や寝不足などにつながります。スマホは体調不良につながる大きな原因です。
スマホを使用しない事は、現代社会では難しい事かもしれません。でも、スマホの使用でホルモンバランスが悪いという事を頭に入れておいて、使用を最低限にしてみてください。
最近では、LINEやフェイスブックでの人間関係のやり取りで、ストレスを感じて鬱になってしまうという方も増えています。人間関係の悩みに巻き込まれないためにも、スマホの使用を制限する事は必要と言えるでしょう。
女性にとって、女性ホルモンのバランスを崩す事は、不妊につながりやすいと言えます。スマホが引き起こしてしまう不調を取り除くと、不妊の原因も解消されるかもしれません。
ホルモンバランスを整える食事
ホルモンバランスを崩さないように、ストレスを貯めないように生活するのはとても大事です。生活習慣では問題がなくても、食生活でホルモンバランスが崩れてしまう場合もあります。崩れてしまったホルモンバランスを整えてくれる食品を、いくつかご紹介します。
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大豆食品
納豆や大豆に含まれる、「大豆イソフラボン」は女性ホルモンに似た働きをすると言われています。納豆が苦手という方もいるかもしれません。サプリメントでも売っていますが、豆乳やきなこで大豆イソフラボンを摂取する事ができるでしょう。
大豆イソフラボンは不妊に効果的と言われますが、女性ホルモンの代わりをして、女性ホルモンを分泌してくれる万能薬。不妊だけではなく、美肌や美爪など、女性を本来の綺麗な姿にしてくれる働きもしてくれます。
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ビタミン
マグロ、カツオなどの魚、アーモンドやアボカドなどは、ビタミンを取り入れるために大事な栄養素です。マグロやカツオに含まれているビタミンB6は、女性ホルモンであるエストロゲンの代謝を促してくれます。アーモンドなどに含まれるビタミンEは、脳下垂体と卵巣に働きかけて、ホルモンバランスを整えてくれます。
ビタミンは摂取した食品をエネルギーに代えて、代謝を促すために重要な栄養素です。ビタミンは野菜やフルーツなどからも摂取する事ができますが、偏った食品だけ食べ続けてはホルモンバランスを整えてくれる訳ではありません。ビタミンが含まれている食品はたくさんありますが、食材に含まれているビタミンの種類を知る必要があると言えるでしょう。
特にビタミンEは、不妊の特効薬と言われています。男性にも効果があると言われているので、不妊で悩んでいるカップルは、女性も男性も摂取すると効果的でしょう。ビタミンEが含まれている食材は、ヘーゼルナッツ、アーモンド、キウイ、ベリー類です。意識しないとなかなか摂取しないかもしれないので、気をつけて取り入れてみてください。
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乳製品、レバーなど
女性が苦手なレバーですが、鉄分を補給して貧血の改善方法する方法として知られていますが、ホルモンバランスを整える役割もしてくれます。乳製品、レバー、牡蠣などの食品に含まれているミネラルは、消化、吸収、分解といった、体内での化学反応を助ける働きをしています。どんなに栄養バランスが良くても、ミネラルを摂取しないと、どんな栄養素も分解吸収されないで、体に蓄積されたり排泄されてしまいます。
タンパク質、糖質
女性の体にホルモンバランスを整える食品として、他にもタンパク質や糖質も必要不可欠です。タンパク質や糖質は、人間の体を作るための基礎的な栄養素です。
タンパク質は体内で分解されてアミノ酸になって、臓器や筋肉、神経を作る働きをしています。タンパク質を摂取しないと、ホルモンバランスが崩れるばかりではなく、思考力が衰えたり、運動能力が下がってしまうでしょう。魚や肉をあまり食べていない方もいるかもしれませんが、体の基本を作るための食品として、ぜひ摂取するようにしてください。
ご飯やパンなどの糖質は、人間の活動に不可欠なエネルギーの元になります。特に脳に使われるエネルギーは、糖質で作られたブドウ糖からしか得られません。糖質ダイエットが大流行して、糖質を控えている方も多いかもしれません。
でも、糖質を摂取しないと、脳にエネルギーが送られないため、考える力がなくなってぼーっとしてしまうかもしれません。物忘れが激しくなってきたときには、ブドウ糖が足りなくなってきた可能性がありますが、意外な食材としてミョウガが、物忘れを予防・改善してくれると言われています。
ホルモンバランスを崩す食べ物
冷凍食品やコンビニですぐに食べられる食品は、ミネラルを奪う働きをする事が多いでしょう。成長ホルモンの働きも妨げてしまいます。成長ホルモンというと、子供のためのホルモンのように思っている方も多いかもしれませんが、人間は成長ホルモンがあるおかげで、爪や髪、肌をリフレッシュする事ができています。
冷たい飲み物は体を冷やしてしまいます。女性の冷え性を悪化させるだけではなく、自律神経のバランスを狂わせて、自律神経と関係のあるホルモンのバランスも狂わせてしまいます。
ホルモンバランスを整えてくれる食品はたくさんありますが、ホルモンバランスを崩してしまう食べ物というのは、化学調味料や保存料のような添加物、冷たい飲み物や食べ物があげられます。
ダイエットのために食事制限する事は、食品から摂取できる栄養素も制限しているかもしれません。ダイエットでカロリーを制限するために、極端に肉や魚を制限すると、女性ホルモンを整えるためのタンパク質が摂取できなくなってしまいます。
肥満を解消する事は、不妊に効果がある場合もあります。でも、過度にダイエットする事で、体を作るために不可欠な栄養素も摂取できていないかもしれません。パスタやスイーツのようにカロリーの高い脂質を制限する事も必要ですが、最低限の栄養素を摂取するように気をつけるようにする事が必要でしょう。
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