タイプ別母子同室のメリット・デメリット!産院選びの際の参考に!

不妊の体験談

最近は母子同室が推奨され、産院でも主流となってきているのではないでしょうか。母子同室と一言で言っても、産院によって様々な方法が取られています。

 

完全母子同室」の産院ですと、朝も昼も夜もずっと一緒。

 

時間帯によって母子同室」の場合、産院で決められた時間帯、13時から17時まで母子同室で、その後は21時から朝まで母子同室(一例ですが)など、 病院側の決めた時間に沿って母子同室になるタイプです。

 

そして「選べる母子同室」は、出産前のバースプランを相談する時に、自分の希望の時間帯だけ母子同室にできる、また産後の体調によって変更もできるタイプです。

 

完全母子同室

 

産まれたばかりの可愛い赤ちゃんとの触れ合いが思う存分できる!ということが一番に挙げられます。

 

そして、退院後の生活のためのトレーニングにもなるところ。いつでもオッパイを咥えさせることができるので、母乳の出も良くなるかもしれないというところですね。

 

デメリットですが、「完全母子同室」ではあまりゆっくり休むことができません

 

ゆっくり休めない

 

また、大部屋だった場合、夜中に自分の子供が泣いていると周りに気を使い、反対に同室者の子供が泣いていると、自分の子供まで起きて泣いてしまうのではと気になりつつ、自分も眠れないのでイラッとしてしまいます。

 

肉体的にも精神的にも休めません。出産直後のお母さんは、ものすごく疲れます。

妊娠出産は病気ではない!とよく聞きますが、病気ではなくても遊びには行けず、酒も飲めず、食事にも気を使い、前半は吐き気と戦い、後半は毎日、「米一袋以上の重さを腰に持っての生活」になるのです。

 

腰の痛みや息苦しさで、臨月には夜もろくに眠れない、そして出産を経て、更には会陰は切開か裂けている場合もあります。

 

後陣痛がひどい人にとっては、赤ちゃんを見て和む余裕もありません。更に退院後は夜中の1、2時間おきの授乳、慣れない赤ちゃんのお世話が待っているのです。

 

赤ちゃんとずっと一緒にいたいお母さんにとっては、最高な環境が 「完全母子同室」になります。

 

時間帯によって母子同室

 

これは産院によって、母子同室になる時間帯が変わります

 

昼の数時間だけ母子同室になる場合や、反対に夜のみの場合 昼数時間と夜、などがあるので先に産院に確認した上で検討する事をお勧めします。

 

メリットとしては、一日のうち数時間は、必ず赤ちゃんと過ごせるのでお母さんとしては嬉しいですね。

 

赤ちゃんと一緒に

 

大抵の場合、産院の授乳室で授乳をする以外の時間は自由にできるので、うまく時間を取ればゆっくりとシャワーを浴びたり、睡眠をとって体を休める事が出来ます。

 

デメリットとしては、産院が決めた時間で進むので、時間を気にしながらの入院生活になってしまう事です。

 

お客さんが来て休む時間がなかったとしても、授乳や母子同室で休めない、ゆっくり沐浴する時間がとれなかった、ということが起こってしまいます。

その為、お母さんによっては窮屈さを感じる場合もあるようです。

 

選べる母子同室

バースプランの際に、希望に沿って入院生活をサポートしてくれます。

 

自由に聞いてくれるので、完全母子同室も可能ですし、○○時~○○時まで母子同室で、という事も出来ます。

 

完全母子別室という希望以外でしたら、産院側がお母さんに合わせてくれるので 本当に助かります。

しっかり寝たい

その為、選べる母子同室なら、赤ちゃんとも触れ合えて、時間を気にせずゆっくりと休み、体力を回復する事が出来やすいものとなっています。

 

デメリットといえば、個人個人の希望に沿うという産院が少ないため、探す事が大変というところでしょう。

 

完全母子別室

最近では少なくなってきた「完全母子別室」。 授乳の時にだけ授乳室に呼ばれ後は赤ちゃんとは離れての入院になります。 ゆっくり休める事が、1番のメリットとなります。

自然分娩であれば退院する時には大分元気になっています。その為、退院後の赤ちゃんを迎えた生活に体力(=心)の余裕を持って挑む事が出来ます。

 

デメリットは、赤ちゃんと触れ合えないのに、寂しさを感じる場合もあります。

一日、一日顔が変わっていく赤ちゃんのそばにもっといたい。もっと抱っこしていたい、という方は不満になるかもしれません。

赤ちゃんを抱きたい

ただ、ゆっくり休める為、その後の体調には好影響でしょう。

 

まとめ

「母子同室」に関してのメリット、デメリット、いかがでしょうか?

産院選びの際に、少しでも参考にして頂ければ幸いです。