妊活中の方は食生活にも気を配っていると思います。特に、添加物や保存料が赤ちゃんに有害なのではないかと思う方もいるのではないでしょうか。
昔は保存料や添加物などを食品に使う事はありませんでしたが、現代人は忙しくなる事で、時間短縮のためにコンビニの食品や冷凍食品を使う機会が増える事で、体に有害な添加物などの摂取の機会も増えたのかもしれません。
添加物や保存料、防腐剤は、本来使われないものだったはずですが、多忙な現代人をサポートするために食品に加えられていったものです。便利だと思って使っているコンビニのお惣菜や冷凍食品は、妊活にとっては悪い影響をもたらすものかもしれません。
調味料の中に添加物がいっぱい
添加物、保存料、防腐剤などを避けたいと思って、自分で料理を作るようになった方もいるかもしれません。コンビニで売っている食品や冷凍食品を買って食べる場合、どんな添加物が含まれているかわかりませんが、自分で調味料を加えている場合には、ある程度把握すると感じるでしょう。
例えば、お醤油のように日常的に使われてる調味料だったら、皆さんも安心して使っているのはないでしょうか?お刺身に醤油をつけるとき、添加物の事を考えないで食べている方も多いかもしれません。でも、お醤油の中には大量の添加物が含まれている場合があります。
醤油を作る場合、大豆と小麦に麹菌を加えて麹を作って、さらに塩水を加えてもろみを完成し、発行を促して完成させる必要があります。この過程は、実際に行うと2年ほどかかるそうです。
ところが、醤油を扱っている多くのメーカーは、このような面倒な過程を省略してしまいます。醤油ではなく、「醤油風調味料」としてや大量に安く販売しています。細かく記載された原材料の欄をチェックしてみてください。「醤油風調味料」という怪しげな記載が見つかるかもしれません。
原材料の一覧の中には、「脱脂加工大豆」、「アミノ酸」、「グルタミン酸ナトリウム」…と数え切れない添加物の表記があるかもしれません。添加物がない醤油だったら、原材料に使っているのは大豆、小麦、食塩だけです。
特に注意したほうがいいのは、グルタミン酸ナトリウムです。東南アジアで野犬狩りに使われる事もあり、犬がフラフラになっている所を捕まえてしまうそうです。犬に大きな影響がある添加物が、人体に影響がないと言えるでしょうか?妊活中の母体だけではなく、赤ちゃんを授かったときに、赤ちゃんに大きな被害を与えるかもしれません。
現代人は添加物に慣れ過ぎている
わたし達は、子供の頃から様々な添加物を口にしています。ファーストフードで食べる、いわゆるジャンクフード、お店で買ったポテトチップやスィーツ…様々な場面で添加物を口にする事になります。人間の体に有害であると知りながらも、なかなか回避する事ができません。
カレーやラーメンのように、日本で国民食としてよく食べられるようになった食品に関しては、メーカーも早く美味しいものを提供するために、たくさんの添加物を入れているでしょう。
化学調味料という名称はよく聞かれています。うま味調味料などと呼ばれる事もあります。化学調味料の95%以上は、グルタミン酸ナトリウムでできているそうです。かつての研究報告では、マウスやラットを使った実験で、幼体の視床下部への悪影響もあるそうです。
アスパルテームという人工甘味料も、人間の味覚に快く感じるように作られたものです。
味覚は不思議なもので、小さいときから化学調味料に慣れてしまうと、化学調味料が入っていないと「美味しい」と感じなくなってしまいます。濃い味が好きな方だと、気づかないうちにどんどん化学調味料を加えて、料理を食べているかもしれません。
通常、塩や砂糖を入れすぎれば、味が濃すぎて食べられないでしょう。でも、人工的に作られた調味料は、慣れれば慣れるほど、過剰に摂取してしまう可能性があります。美味しいと感じる事で、もっと美味しくするために加えたいと思ってしまうのです。
うま味調味料や人工甘味料というような、化学的に合成された調味料というのは、もちろん人間の体に害を及ぼします。人体の中の様々な臓器に悪い影響を与えていきます。人間の体に悪い食物が、不妊の体にとって良いものであるはずはないでしょう。
外食に頼っていると、どんな添加物がどれほど含まれているかわかりません。知らない間に、たくさんの化学調味料や人工甘味料を摂取している可能性が高いです。コーティング剤、着色料といった、食物を美味しく見せるための添加物も、危険だと言えるのではないでしょうか。
子宮頸がんワクチンの副作用は添加物?
子宮頸がんワクチンの副作用に、添加物が影響しているという報告もあります。以前は子宮頸がんワクチンは大々的に推奨されていましたが、現在は病院で勧められる事がないでしょう。子宮頸がんワクチンの使用が控えられた背景には、副作用が大きかった事があげられます。
中でも、中高生でワクチン接種をした患者に、ひどい副作用が見られたようです。強い痛みだったり、めまい、吐き気などが報告されました。
子宮頸がんワクチンの副作用の原因については、添加物の可能性が指摘されました。副作用が重症な患者を検査してみると、脳の中の一部が損傷していたそうです。ワクチンの効果を高めるために添加物が加えられていますが、添加物が脳内の免疫異常を起こしているのかもしれません。
添加物は体に悪いばかりではない
添加物には、人体に有害なものが大量に含まれています。でも、添加物や保存料をまったく使わないのは、とても難しい事です。産地直産の野菜や肉、魚だけで生活する事は無理でしょう。
保存料を使わない事で、食中毒になる可能性があると言われています。また、濃縮果汁還元ジュースを飲む場合、香料を添加物として加えないと、味がしないので飲めないかもしれません。
添加物として危険だと言われているグルタミン酸ナトリウムですが、以前はラットやマウスを使った実験で、幼体に影響が大きいと報告されていました。最近では、それほど害が大きくないのではないかとも言われています。
でも、影響の大小を問わず、いちばんに被害が出るのは、お母さんの体ではなく、お腹の中で育った赤ちゃんではないでしょうか。添加物を完全に排除した生活は無理だとしても、摂取しすぎない生活をする事が大事と言えます。
ふだんから記載されている添加物を気にしながらも、まったく頼りにしない訳ではなく、摂り過ぎない事が大事でしょう。
添加物を全然摂取しない事は、ストレスにつながる場面もあるかもしれません。どの商品にどれくらいの添加物が含まれているか理解して、摂取しすぎないように努力する事で、ストレスを溜めない生活を送れるのではないでしょうか。