自然妊娠で赤ちゃんを産みたい、という気持ちは女性なら誰しも理解できるものかもしれません。
しかし、晩婚化が進む日本、初婚夫婦の平均自然妊娠の確率がどんどん下がっていっています。ところで、自然妊娠って何歳まで可能なのでしょうか?
自然妊娠、最高齢とは?
報告されている世界で一番高齢の自然妊娠記録を持っているのは、59歳のイギリス人の女性だそうです。
この女性は不妊治療などを受けていたわけではありませんが、もともと持っている病気の治療のために、ホルモン補充治療を受けていたのが妊娠を促したのではないかと言われています。
日本国内では、49歳の女性が自然妊娠をした最高齢と言われています。
49歳でも自然妊娠できる、というのは嬉しい事実ですね。
この女性が特別妊娠しやすい状態を保っていたのかもしれませんが、心がけ次第で誰しも自然妊娠できる可能性を高めていくことができるはずです。
自然妊娠の確率を高めるためにできること、排卵日をしっかり把握する!
自然妊娠といっても、全く自然に任せているだけでは難しいのが現状です。
性交を1回しただけで妊娠する確率についてみてみると、20歳代後半から30歳代前半で25~30%、30歳代後半になると約20%弱に下がります。
そして、40歳代前半では約5%、40歳代後半では約1%とどんどん難しくなるのです。
ですから、最も妊娠しやすい時期に性交することは必須です。そのためには自分の排卵日を正確に把握することが大切ですね。
しかし、排卵日を正確に把握することは難しいといわれています。
そのため、排卵日付近、前後合わせて5日間くらい、積極的に性交することでグンと妊娠の確率を上げることができます。
基礎体温を測ることと、排卵検査薬を使うことでかなり正確に排卵日を割り出せますので、その前後頑張りましょう。
自然妊娠の確率を高める
自然妊娠の確率を高めるためにできること、心に余裕のある生活を女性のメンタルと妊娠には大きな関係があります。
精神的に安定している、ストレスを感じることが少ない状態で妊娠する確率が上がります。そのために、まず規則正しい生活を心がけましょう。
睡眠時間が同じ6時間でも、就寝時間と起床時間がバラバラな人と、いつも決まった時間に就寝、起床時間も決まっている人では作業効率に大きな開きが出ます。
それは、精神的に安定できるかできないか、差が出るからです。
同じように、生活のリズムが整っている生活だと心に余裕が生まれるので妊娠しやすくなります。
パートナーとの時間も大切に、同時に自分ひとりの時間も大切にして、夫と妻それぞれが自分の生活を楽しみつつ、お互いとの生活を大切にできるようになることが理想ですね。
元気な卵巣と子宮がカギ
自然妊娠の確率を高めるためにできること、それは子宮の力を取り戻すことです。
自然妊娠の確率を上げには、元気な卵巣と子宮がカギになります。卵巣が元気だといい卵子ができるので大切なのはわかりますよね。
子宮の元気も必要なのでしょうか?そうなんです。子宮が元気だと受精卵が安定して着床できるようになります。
そして、受精卵が安定することで流産などのリスクを減らすこともできるのです。
子宮を元気にするためには、血液量を増やすこと、血液の栄養状態を良くすることなどが大切になってきます。
栄養状態のいい血液が子宮内膜に流れることで子宮内膜を厚く、ふかふかにすることができるからです。
赤ちゃんにとって理想的な環境ですね。特に、女性はダイエットなどの影響で血液の栄養不足になっていることが多いのです。
妊娠したいと思っている方は葉酸、鉄分などを積極的に摂取し赤ちゃんのために備えていきましょう。
ちょっと年齢が高めでもあきらめないで、自然妊娠目指して頑張ってみませんか?