妊活中のお風呂はどうするの?妊娠力を高める入浴法!

妊活の知識

妊活中は食事や運動など健康面に非常に気を遣いますよね。

 

妊娠力を高めるために、さまざまな妊活術を学び、実践されている方も多いかと思います。妊娠力を高めるには、もちろん食事や運動も大切です。

 

しかし、その根底にあるのは「ストレスを溜めないこと」です。

 

毎日入るお風呂にはリラックス効果があり、お風呂でストレス解消をしている人も多いですよね。そんなお風呂でリラックスする方法&妊娠力をアップさせる方法をお伝えします。

卵子の衰え

 

年齢を重ねるごとに、卵子の質は下がっていきます。卵子の質が低下するということは、妊娠しにくくなるということです。

 

これは、主に女性ホルモンの影響が関与しています。30代になると徐々に女性ホルモンが減り始めます。加齢とともに、妊娠力が下がり、流産の危険も高まるのです。

 

しかし、その衰えというのも生活改善で非常に変わってきます。日々の生活習慣が卵子の質を上げてくれるのです。

 

ストレスをなくし、規則正しい生活を送れば、妊娠力アップも期待できます。

 

卵子は冷えに弱い

 

妊娠に欠かせない卵子ですが、この卵子は冷えに非常に弱いです。「妊活=温活」と言われるほど、体を温かく保つことが重要とされています。

 

ストレスや不規則な生活により自律神経が乱れる

自律神経の乱れにより血流が悪くなる。

血流が悪くなると、冷えが悪化する。

冷えが慢性化すると、常に血液のめぐりが悪くなり、ホルモンバランスなどの乱れ招く。

ホルモンバランスが崩れると、女性ホルモンが減る。

女性ホルモンの乱れは、生殖機能の低下につながる。

生殖機能の低下により、妊娠力も下がる

 

上記のようなサイクルで、不妊症へつながっていくのです。温活にもさまざまなものがあり、飲み物から食事、運動、あらゆる分野で効果を期待できます。

 

卵子・子宮の質向上のためにも、冷え対策をしっかりしましょう。

 

冷えの原因

 

まず、冷えの原因を知っておく必要があります。冷えは前述にもあるように、体の血流が関係しています。

 

血流の悪化が冷えを招いているので、血流改善が冷え解消の一歩といえるでしょう。女性に多い「冷え症」は、妊活の妨げとなりますので尚早に改善が必要です。

 

人間はほとんど体温に変化がありませんよね。それは、人間が恒温動物だからです。

 

私たちは血流の流れや汗などで、体温を一定に保つようにしてるのです。外気から寒い・暑いと感じとり、血管などを調節し、体温を適度に保ちます。

 

その外からの刺激を受け、体温調節の命令をしているのが「自律神経」です。しかし、ストレスや不規則な生活により、その自律神経の機能が低下するのです。

 

体温調節の命令塔である自律神経が乱れると、冷えが悪化し、卵子・子宮に影響がでるというわけです。

 

妊活=温活

 

とにかく体を温めることが大切です。だから、お風呂に熱い長く入って、体を温めましょう!というのはNGです。

 

熱いお風呂に入れば、体が温かくなり、冷えが改善するわけではありません。きちんとした冷えを改善するための入浴方法があるのです。

 

4cb2bc8dbabdc4ee9580f97e750173cb_s最近はシャワーのみという人も増えてきていますよね。

妊活にシャワーだけというのは大敵です。

 

しっかりお風呂に入り、リラックス効果&温活で妊娠力を上げましょう。

 

・温度:まずは、基本の温度ですね。適温は38度~41度です。42度以上は控えるようにしてください

 

のぼせる原因にもなります。

 

また、お風呂が熱すぎると急速に身体が熱くなります。心臓に負担がかかり、体の芯から温まらず、冷えも改善されません。

 

少しぬるめの温度のお風呂に長めに入ることで、体の芯から温めていくのです。ぬるめのお風呂はリラックス効果が高まり、ストレス解消にも繋がります。

 

半身浴

 

お風呂にゆっくり長く入るには、半身浴がおすすめです。美容にもダイエットにも良いとされていますよね。

 

cbef0bc9ad7db822b66d558e19a927ba_s半身浴は妊活にも良いのです。

 

肩までしっかり浸かっていると、長く入っているのはけっこう大変です。

 

のぼせてしまったりする危険も伴います。

 

なので、半身浴で長時間入ることにより体の芯から温まるため、温活に最適ということです。

 

胸の下あたりくらいの水量で、20分以上入るのが良いでしょう。私自身は30分以上入っていました。

 

リラックス効果を高める

 

長時間お風呂に入っているので、一緒にリラックス効果を高められれば一石二鳥ですね。まず誰でもできるのは「入浴剤」です。

 

最近は多種多様な入浴剤が販売されていますよね。自分の好きな香りのものや美容に良いものなど、お気に入りの入浴剤を見つけるもの楽しいですよ。

 

入浴剤でリラックス効果を高めましょう。他にも、音楽を聞いたり読書をしたりして、入浴時間を楽しい時間にしましょう。

 

バスタブに乗っけるだけの「枕(バスピロー)」もおすすめです。非常にリラックスできます。また、「バスマッサージ」も良いですね。

 

お風呂の中で手軽にマッサージできる商品もたくさん売っています。日頃の疲れをマッサージで解消しましょう。

 

無理して入浴しない

 

体調がすぐれないときや風邪気味のときなどは、入浴は控えた方が良いでしょう。また、生理中も出血量が多いときなどは、おすすめしません。

 

無理して入浴するのは体の負担にしかなりませんので、自分の体調と相談しながら温活をした方が良いですね。

 

食後にすぐ入ったりお酒を大量に摂取した後すぐに入るのも、あまりよくないです。満腹時や酔っている状態で入ると、具合が悪くなる恐れがあります。注意しましょう。

 

足湯も効果あり

 

479de14a19d8057dcb2e23b1f059d805_s入浴ができないときは足湯も非常に良いです。

 

温泉などで足湯コーナーがありますが、手軽に使用でき、さらに温活効果もあるのでおすすめです。

 

リンパの流れがよくなり、手足の冷えも改善されますし、特に下半身が温まります

 

大切な子宮を温めてくれるのです。

 

毎日使うお風呂で、妊娠力を高められれば非常に効果的ですよね。

ゆっくりお風呂に浸かり、体を癒してあげましょう。

 

温活・ストレス解消は、卵子・子宮にとって非常に大切なことなので、ぜひ入浴術を活用してみてください。