私の家系は安産型といわれるお尻が大きくどっしりとした体型のため皆、割と楽に出産をしています。
そんな親戚の中でもすごくお尻の大きな叔母さんがいまして、私が高校生の時に4人目を妊娠。
大分高齢出産になるから無事に生まれるかどうかと本人も家族も心配しながらの妊娠期間でした。
出産当日の出来事
そして迎えた出産当日、陣痛が来てすぐに病院へ向かった叔母さんと伯父さん。陣痛は始まったばかりではありましたが、何かあっては怖いと入院して、出産を迎えるために早めに出たのです。
車の中、もうすぐ病院という所で叔母さんが「あら、何だか、催してきちゃったわ。最近便秘だったからね~。本格的に陣痛が始まる前にトイレ行こうかしら。」と、伯父さんに。
コンビニに寄っても良かったのですが、もうすぐの距離まで来ていたので病院のトイレを借りる事に。
車を駐車場に止めた二人は、さあ行こうと玄関に向けて歩き出しました。と、いきなり叔母さんが
「あ、やばい、う○こ出そう!。。。あ、出た!!」
瞬間、響いたのは
「おぎゃっぁっぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ」
何と、赤ちゃんが生まれていました。二人とも茫然。。。。いや、でしょうね!?
後から聞いた時に、何が起こったのか暫く分からなかったと言っていました。
その後は伯父さんが急いでお医者さんやら助産師さんを呼んできて、母子共にストレッチャーで移動、検査となったそうです。
赤ちゃんは無事?
幸いにも赤ちゃんは無事ですくすく育ち・今では県下一の高校に合格し通っています。(←従姉妹自慢(笑))
それにしても叔母さんが履いていたズボンの股の部分に赤ちゃんが引っかかって無事でしたが、スカートだったらと思うとゾッとします。。。。
妊娠期間中は楽だからとマタニティ用のワンピースを着用する事が多いのですが、改めて考えるとちょっと怖いかもしれません。
只、いくら安産型の家系とはいえ、さすがにトイレに行く感覚で出産をした人はいなかったので、親戚の中では伝説の笑い話となっています。
誰かが妊娠すると必ずこの話しが出てくるのです。
従姉妹もよくからかわれて「出た~~!!ってのが、この世に生れて初めて聞いた言葉だとはかわいそうになぁ!わぁはっはっはっはっはっはっはっは!!←(全然可哀想と思っていないよ絶対)」
なんて事をいわれ、苦笑いしています。
普通に苦しみながら何時間も陣痛に耐えて出産する私としてはものすご~~~く羨ましい、叔母さんの出産話でした☆