FAQ

卵子の栄養チェックについて(1)

Q・血液検査は、どこか特別なクリニック等で受ける必要がありますか?どういう病院で受ければ良いのかわかりません。また、受ける際に、クリニック等にどのように理由を伝えればよいですか?

A・検査をする病院はお住いのお近くの病院で構いません。
項目はメールでお届けしていますので、その中でできる範囲で検査してください。
クリニックには、「ちょっと値を見てみたい項目があるので」と伝えれば検査して頂けると思います。

排卵誘発剤について(1)

クリニックで、卵子の栄養になるものと、排卵を促すもの2種類があって、状況を見て、使い分けているから、副作用の心配はないと言われたのですが、本当ですか?
インターネット上にも、卵子の栄養になるものもあると書いてあるものもあります。教えていただけるとありがたいです。

A.ホルモンはあくまでも引き金であり、栄養素ではありません。
詳しくは、基礎講座受講後の質疑応答コンサルで説明しています。

年齢について(1)

44歳の主婦です。42歳の春に初期流産を経験しています。 金銭的に体外受精や人工受精などはできません。体質改善して自然妊娠を目指したいと思っているのですが44才で自然妊娠できるのでしょうか?
WEB妊活学基礎講座は、私のように44歳という高齢でも受けられますでしょうか。

A.妊活先生では40代での受講生も多く、年齢制限は特に設けておりません。
44歳で基礎講座を意識した今だからこそ、ぜひ受講して頂きたいです。
42歳の時に初期流産を経験したとのことですが、「流産という結果は残念だけれども、受精・着床には問題がないので、後は卵子の質を上げるだけ」ですね。

認定指導者養成講座について(1)

妊活先生の妊活指導者になるための勉強については、代金はどれくらいになるのでしょうか?

A.指導者向けセミナーに個別相談がついているので、個々の専門性に応じてアドバイスをしながらご案内しています。詳しくはセミナー終了後に、コウ先生から直接お聞きいただけます。
ご不明な点も、直接質問して解決できますのでご安心くださいませ。

まずは無料動画講座で学んでいただき、ご興味をお持ちになられましたら、指導者向けセミナーにご参加ください。参加方法はこちらでご案内しております
https://resast.jp/subscribe/98177/115475

1 妊活サプリは効果があるの?

ネットで不妊治療のことを調べると、女性機能、男性機能を改善するという触れ込みで、妊活用のサプリメントがたくさん出てくる。
ミトコンドリアを活性化させると言われるけど、それはサプリメントとミトコンドリアだけの関係にしか注目していない。

自然界にないものをカラダの中に摂り入れると、解毒のために臓器が働く。
サプリメントの効果があったとしても、人工的な異物を処理するために、臓器に負荷がかかる。
機能が回復しても、他方で消耗する。
結局は堂々巡りでプラスの効果は期待できない。

2 子宮を温めると、ほんとうに妊娠しやすくなるの?

人間の体温は大きく皮膚体温と深部体温に分けられる。
平熱が35.5℃と低い人でも深部体温は37℃前後あるのが普通なんだ。
この深部体温は1℃下がるだけでも、悪寒がしてブルブルと震えが出てくる。
つまり、子どもが産めないほど子宮が冷えているお母さんは、そもそも自分の生命維持すら危険な状態ってこと。

確かに末梢へ行くほど体温は低くなるけれど、子宮はそもそも冷えていないし、冷えていたとしても、普通に生活できていれば、十分なあたたかさをもっている。

「低体温の人はどうなるのですか?」
「それでも少しでも温める効果はありませんか?」
「実際に子宮を温めて妊娠したという人がたくさんいます」

子宮の温めは効果がないって言うと、こんな質問がたくさん飛んでくる。
なんとなく「温める=血液が循環して生殖機能も向上する」というイメージがあるみたいだね。

たしかに温めれば血液循環がよくなる。子宮近くの卵巣も温まり、血流がよくなるけれど、それは不妊リフレと同じ原理だよね。結果論であって、子宮の温めが直接効いているわけじゃない。
不妊は子宮に問題があるケースよりも、卵子の劣化が原因であるほうがはるかに多いんだ。

また、温める方法にも注意が必要。
ホメオスタシス(恒常性機能)って言葉を聞いたことがある?
人間には急激な変化にもカラダがついていけるように、カラダが現在の状態を維持しようとする生体維持システムが備わっている。

それを無視して強制的に子宮を温めると、どうなるか?

カラダは元の状態に戻ろうと必死になる。温度変化が急激であればあるほど、反動で元の温度より下がる可能性が大きくなってしまう。

温めるべきところは子宮ではなく手足がいい。仮にリバウンドが起こっても、冷えるのは手先足先だけ。子宮や卵巣にはなんら問題がない。

しかも、末梢への刺激は自律神経の調整に期待ができるから、リバウンドしても自律神経のバランスが整うことで冷えの改善に有効なんだ。
不妊リフレマッサージも手足にアプローチしているよね。

3 鍼灸・整体・漢方で不妊は解消できるの?

「子宮は冷えていない」と聞いて驚いたかもしれないね。治療の本質を間違えると、よいと思っていたことが突然、無駄なことに転落していく。
「妊娠しやすいカラダづくり」を目的に、鍼灸、整体、漢方、セラピーなどを利用している人も多い。

もちろん、使い方によってはかなり効果がある。
ただ、ほぼ100パーセントの施設が共通して子宮の温めを合言葉に施術をおこなっている。

子宮の温めを求める意味はないし、「子宮が冷たい→子宮を温める」と言う発想自体が短絡的で、補完代替医療としての役割を見失っている。
着眼点が本質からズレてしまっている。

そのズレを修正し、賢く利用するアドバイスをしよう。
不妊治療中であることを言わない。
これだけだ。
補完代替医療には、免疫力を高めたり、自然治癒力を向上させる以上の効果は期待せずに、各施設を利用したほうがいいよ。

4 不妊になりやすい職業って?

不妊になりやすい職業がある。

第1位 保育士(0歳児担当)
第2位 看護師(オペ室・外来担当)
第3位 教員・教師
第4位 レジ係
第5位 美容師

この結果から見えてくる特徴はトイレに行く時間がない職業であること。不妊リフレで言っていることにもつながるね。

そして、トイレに行けない対策として、彼女たちが共通してとっていた行動が水を飲まないというものだったんだ。

水を控えることで、細胞の浄化機能がうまく働かない。
細胞内の汚れを取り除いてくれる体液がドロドロになるからだ。

さらさらの血液を手に入れることは、妊娠するための最低条件。

きれいな水を飲むことにより、腎臓で幾度となく血液が洗われる。
その血液が卵巣および周辺細胞を洗浄してくれるんだ。
血液やリンパ液がきれいになればこそ、不妊リフレマッサージも効果を発揮するだろうね。

5 体質改善でも妊娠しないケースはあるの?

両卵管が詰まってる、あるいは両卵管がない(過去に子宮外妊娠などにより切除した場合)は、はじめから体外受精を選択することになる。なぜなら、卵子が子宮まで辿り着けないからだ。

体外受精は、卵子と精子をひとまず体外に取り出してから、受精させて適切な状態まで体外で育て(通常2日〜5日)、ふたたび子宮内に戻すことになる。
つまり、卵管部分での卵子の生活を、体外で過ごさせるんだ。

また、精子の数が極端に少ない場合も、自然妊娠は難しいので体外受精(顕微授精)が唯一の選択肢だ。
卵子と精子の受精には、一定数以上の精子が必要だ。精子の頭部から放出されるたんぱく質を分解する酵素(アクロシン、ヒアルロニダーゼ)の量に影響するからだ。
精子が卵子を覆う膜を突き抜けるのに、かなりの量の酵素を必要とする。その酵素量の確保には、一般的に2000万匹以上の精子が射精時に必要だと言われている。

精子の数は男性側の体調にも左右されるので、正確な基準はないけど、極端に少ない場合(たとえば数万匹レベル以下)だと、やはり体外受精を選択したほうが妊娠には近道だろう。

また夫婦関係をもちたくないといった場合も、人工授精あるいは体外受精の適応だ。