卵子の質を上げる方法3選!日々の生活習慣の改善が大事!

妊活の知識

みなさんは、この暑い夏に『体を温める』『体を冷やさない』ことにどのくらい気をつけていますか?

 

冬の間は寒いので、意識していなくても自然と『体を温める』ことができていると思いますが、私は夏の間はなかなか『体を温める』ことが長続きできていません。

 

自分で分かってはいても、「逆にストレスになるくらいなら、少し・・・」という気持ちで、好きなものを食べたり、飲んだりしている気がします。

 

しかし、採卵2回、胚移植3回を終えた今、『今36歳の私にできること』に取り組もうと前向きに考えました。

 

40歳までは、諦めずに治療を続けようと決めたので、今は『体にいいこと』をしながら、来年以降の治療を待つことにしました。

 

今何ができるかを考えたとき、まず卵子にいいことをしようと思い・・・

 

そのためにはまず『精子と卵子の違い』を再確認した上で、『体にいいこと(卵子の質を上げる)』について調べたことをまとめてみました。

 

精子と卵子の違い

 

もう既にご存知だと思いますが、改めて見てみると、精子君は作られますが、卵子ちゃんは、産まれた時にもっていたものから減っていく一方で、作られていないのです!

 

精子: 精子のもととなる細胞を増やすことができる、何歳になっても精子を作ることができる

卵子: 卵子のもととなる原始卵胞は数を増やすことができない、原始卵胞を使い切ったら、もう卵子を作ることができない、年齢とともに卵子はどんどん自然消滅して減少する、年令とともに卵子自体も古くなる

 

※原始卵胞(卵子を育てる袋に、卵子の元となるものが原始卵胞)

 

36歳の今、卵子を増やすことができなければ、今手持ちの卵子ちゃんを大事にすることしかで

きません。そのため、卵子の質を上げる方法を調べてみました。

 

卵子の質を上げる方法

 

体を温めよう

 

よく「体を温めなさい」と言われていますが、どうして私の体には熱が必要なのか、遠い昔学校の授業で習った記憶はありますが、「なぜ温める必要があるのか」を調べてみて、学校の授業を少し思い出しました。

 

私たちの体が正常に機能するためには、一定の体温(わきの下で36.5度)が必要です。

 

しかし身体が冷えてくると、生命を維持するのに不可欠な器官(肺や肝臓など)へ、その貴重な熱を優先的に送り、体の末端である手足には、熱が十分届かないのです。

 

そのため、身体が冷えると、手足の先が冷たくなります。このような状態が、卵巣や子宮でもおこります。

 

そうなると、子宮や卵巣の機能が低下し、排卵や生理が不規則になったり、基礎体温が乱れたり、また卵子の質にも支障が出てきます。

 

体を温めれば、卵子の質も高くなり、卵子の老化を遅らせることに繋がるそうです。昔からよく言われている「女の子は体を冷やすな」とは、実に「卵子の質を高めるため」だったのですね!

 

入浴


d901a548dd4251842dcc84d819051b19_lみなさん、夏の間もお風呂に浸かっていますか?

 

私は、夏は暑いので、お風呂のあとにまた汗をかくのが嫌なので、ほぼシャワーで済ませています。

 

しかし、卵子の質を高めるため、卵子の老化を遅らせるために、これからはなるべく入浴を心がけようと思います。

 

湯たんぽ

 

みなさんは、湯たんぽ使っていますか?私は、靴下をはいたまま布団に入れないので、冬の間は、湯たんぽはを使っています。

 

湯たんぽは、電気毛布と違い、寝ている間に自然に温度が下がっていくので体に負担がかからないのでお勧めです。

 

筋肉を鍛えよう

 

そして今度は『外からの温めだけでなく、自分の体内から熱を生み出すこと』も大切です。

 

適度な運動(スクワット運動やストレッチ、ウォーキングなど)で筋肉を鍛えば、体の熱生産が高まり、卵子の質も上がります。

 

この運動により、血行の促進、卵子が作られる卵巣の血流アップにも繋がります。私は有酸素運動を週に5日ほどしています。

 

食事に注意しよう

 

治療やサプリメントばかりに頼っても体が冷えていれば、いくら受精卵を戻しても着床できないそうです。

 

そのために、体を温めるものを積極的に取りましょう。このように見てみると、私の好きなものが体を冷やす食べものの中に多くあります。。。(涙)

 

体を温める食べもの

52a3522d419d783785f3c08128ff29f5_m・そば

・かぼちゃ、ごぼう、にんにく、にんじん、にら、しそ、れんこん、しょうが

・りんご、ぶどう、さくらんぼ、梅、ドライフルーツ

・チーズ

・赤身の魚、白身の魚、塩辛、数の子、するめ、たこ、いか

・天然塩、ごま油、みそ、しょうゆ、きな粉、黒砂糖

・ほうじ茶、番茶、たんぽぽコーヒー、紅茶、赤ワイン、日本酒

・ひじき、わかめ、のり

 

体を冷やす食べもの

 

・白パン、小麦、大麦、白米

・わらび、ぜんまい、たけのこ、なめこ、なす、トマト、レタス、唐辛子、ほうれん草、こんにゃく、大根、ピーマン、かぶ、白菜、小松菜、インゲン

・バナナ、レモン、みかん、なし、すいか、メロン、パイナップル、グレープフルーツ、マンゴー、キウイ

・ハム、ベーコン、ソーセージ

・白砂糖、ざらめ、みりん、カレー粉、わさび

・コーラ、ワイン、コーヒー、緑茶、ビール、ココア

・チョコレート、ようかん、あめ、キャラメル、カステラ、あんぱん、アイスクリーム

まとめ

 

肉食や甘いものばかり取っていると、血液が濁り血流が滞り、質の良い卵子が作れないのです。

 

そして冷たい食べものや飲み物は、体を冷やしてしまうため、質のよい卵子を作る妨げになるそうです。

 

今年の夏の目標は、体を温める食べものを積極的に取り入れ、夏の入浴にも取り組もうと思います!

 

参照ページ:こだからひろば胚培養士が語る卵子若返りの真実