抗てんかん薬を服用中の女性で、なおかつ妊活中・妊娠中には注意が必要なんだ。

 

既にご存知の方もいるかと思うけど、まず慢性の脳疾患である「てんかん」の症状を知っていこう。

てんかんには大きく分けて2つの種類がある?

てんかんは一般的に脳にある神経細胞が異常に興奮した際に発作を起こす病気。
テレビでも大きくとりあげられたこともあるから、既に知っている人もいると思うよ。
なんで妊活中の女性とも関係があるのか分かりません。

 

順を追って説明していくね。

てんかんの種類は、大きく2つ。

細かく見ていこう。

 

全般てんかん
脳の全体が発作によって一気に興奮状態に陥ること。
発作の特徴としては、全身が硬直して意識を失い、その後全身をガクガクとけいれんさせることが特徴的です。

 

 

ほかにも頭がボーっとした状態になり一時的に意識がなくなる発作もあります。意識障害にも似た症状がでることが全般てんかんの特徴でもあります。

 

また、小児期から思春期にかけて多い発作としてはミオクロニー発作。体を一瞬ビクっとさせる症状です。

 

小児のみに起こる発作ではスパズムという頭部前屈(頭が前にガクンと倒れる)、両手を振上げる、両脚が屈曲するなどの症状があります。

部分てんかん
脳の一部の興奮から始まり、徐々に脳全体の興奮につながることもあるてんかんのことです。

部分てんかんで発作が起きた場合、意識があることが一番の特徴です。

吐き気、目がチカチカする、異臭がするなどの異常が見られます。

他には、全般てんかん同様にボーっとなり、一時的に意識がなくなる発作もあります。

全般てんかんと部分てんかんに分かれてるんですね。

じゃあ葉酸とはどんな関係があるんでしょうか?

 

てんかんと葉酸の関係性って?

 

てんかん持ちの人は、葉酸とどう関係するか気になるよね。

 

基本的に、てんかんを持っている方は、いつてんかんの発作が起こるか予想できないもの。だから抗てんかん薬の服用を常用している場合も多い。

 

でも、抗てんかん薬を飲むことによって、副作用で体内にある葉酸が減少して、胎児に障害のリスクが高まってしまうことがあるんだ。

 

もともと葉酸は、妊活をしている方や妊婦には必須の栄養素。
厚生労働省でも妊活~妊婦の時期には1日400μgの摂取を促している。

 

葉酸には、健康に胎内で成長していくための血液を作る作用(造血)もあるから、お母さん・胎児ともにとても重要な役割を果たしてくれるんだ。

 

抗てんかん薬を服用しているけど、妊娠したときは?

 

坑てんかん薬は副作用により葉酸を減少させてしまうことがある。という事は分かったよね。

 

だから、妊娠1か月前から妊娠初期に関しては、母体と胎児の必要な栄養素を考えると、葉酸は摂取しているに越したことはない。

という事になるんだ。

 

じゃあ、食事から葉酸を取った方がいいんですか?

 

食事から摂取できる葉酸は天然だから、もちろんそれがベスト。

でも、食材の扱いには気をつけないといけない。

 

葉酸はとてもデリケートなもので、加熱や長期保存、水道水での水洗い(塩素が含まれている)でも葉酸が失われるものなんだ。

 

さらには、妊娠中の人はつわりがあるから、食事すら厳しくなる。

 

つわりの程度も様々だけど、人によってはご飯がまったくノドを通らない妊婦もいるんだ。

え~、じゃあサプリとかで補った方がいいですか?

 

そうだね。厚生労働省も推奨しているけど、葉酸を効率良く摂取するなら、サプリメントで代用する方が便利。ただし、時期によって摂るべき種類も違ってくるから、参考ページで確認してね。

 

参考ページ:妊活開始から妊娠初期までの葉酸について

 

また、葉酸は最大1日で1000μg(1mg)が上限。

 

1mgまでは摂取しても問題ないけど、サプリや食事から摂取していたら、過剰摂取になってしまうんだ。

 

過剰摂取だとまた別の症状があるから、参考ページで確認してね。

 

ほか関連ページ⇒葉酸のQ&A|葉酸を過剰摂取するとどうなるの?