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不妊の検査費用|保険の適用内と適用外について

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不妊治療を経験したことがある、もしくは今現在真っ最中という方はご存知だと思いますが、不妊治療のスタートとしてさまざまな検査を行います。
いずれも初診日から1か月、長くても2か月かけて行われるものであり、その期間でなければ受けられない検査なども。

 

たとえば検査項目の中には生理期間中でなければならないもの、排卵前だけできる検査などもありますので、お仕事をしておられる方や介護などで忙しく過ごしているという方にとっては時間を作ることが難しいかもしれません。

 

ある程度全体的なスケジュールバランスを整えてから検査に進むことも大切と言えるのではないかと考えます。

 

また、検査には保険が適用となる検査もあれば、適用外となる検査もあるのです。
検査の中には非常に高額なものも含まれていますので、あらかじめ費用の目安を知っておけば予算も立てやすいのではと思いました。

 

そのため、本項では「不妊治療における検査の種類、そして費用」について、保険の適用と適用外にわけてご紹介します。

 

保険適用の検査

健康保険が適用される検査となりますので、負担するのは医療費の3割です。

→経膣超音波検査(1500円程度)
一般的な子宮や卵巣の状態を超音波を用いてチェックしていきます。
→血液検査(1500円程度)
血液検査でホルモンの数値などがわかります。

 

具体的には、
・LH(黄体ホルモン)、FSH(卵胞ホルモン)、PRL(プロラクチン)
・CA-125(卵巣がん、子宮がん)
・E2(エストラジオール(エストロゲン))
→子宮卵管造影検査(5000円程度)

 

子宮の内部の形に異常はないか、卵管はきちんと通貨性があるかについて調べる検査です。
専用の造影剤をカテーテルを用いて子宮に送り込み、注入します。

 

その後レントゲン写真を撮って状態を確認していくという手順です。

 

保険適用外の検査

健康保険が適用されない検査となりますので、全額負担となります。

→血液検査

 

・感染症(7500円程度)
検査項目は、B型肝炎、C型肝炎、エイズ、梅毒です。

 

・抗精子抗体(8000円程度)
抗精子抗体が強いと、自然妊娠ができません。

 

・抗ミューラー菅ホルモン(4000円前後)
通称AMHと呼ばれる検査で、卵巣内にどれぐらいの卵胞の数が残っているかがわかる重要な検査です。
特に高齢の方が医師から勧められることが多い検査になります。

 

→クラミジア抗体検査(4000円前後)
IgG、IgAという2種類の抗体があるかの検査です。

 

→ビタミンD(7000円程度)
血中のビタミンD欠乏は不育症の原因となります。

 

→風疹抗体検査(3500円程度)
妊娠中に風疹にかかると胎児に重篤な後遺症が残る危険性が高いため、先に検査をするところもあるようです。

 

→甲状腺機能検査(3000円弱)
甲状腺の病気を持っていると不妊の原因となるため、先に甲状腺の治療を行います。

 

→糖尿病検査(500円ほど)
→抗核抗体検査(1000円程度)
着床障害の原因になったり、膠原病の可能性も。

 

→血中プロラクチン測定(1000円程度)
排卵しにくかったり、着床しづらいという症状を引き起こします。

以上は女性の不妊治療の初期検査項目とその費用となります。
以下は、男性不妊の検査の種類について記載していきましょう。
基本的に男性不妊の検査はいずれも保険適用外のため、全額自費です。

 

→血液検査(5000円前後)
女性同様、B型肝炎、C型肝炎、エイズ、梅毒について検査します。

 

→精液検査(5000円強)
男性不妊も注目を集め始めている中で、精液検査を行えるクリニックも増えてきました。
基本的な運動率や直進率以外にも、さらに費用をかけてより詳細な検査ができるところも多いです。

 

一例として、精子特性分析(SQA)、精子受精能力分析(SIM)などがあります。

これらが、だいたいどこのクリニックでも行われている検査になります。

 

まとめ

各クリニックによって行われている検査、行われていない検査がありますので、気になる項目があるという方は通院している、もしくは通院予定のクリニックに問い合わせてみるとよいでしょう。

 

一般的な意見として、保険適用の検査は不妊治療を進めていくうえで欠かせない検査、保険が使えない検査は内容によっては必要に応じて、というところも多いようですね。

 

また、以上を記載してきてひとつお伝えしておきたいのは、「検査結果に惑わされてはいけない」ということです。

 

夫婦ともに検査結果で全く引っかからなかったのに妊娠できないという、いわゆる”原因不明不妊”というカップルも非常に増えています。
原因が突き止められない不妊というのは多大なストレスをもたらすということが一般的な意見です。

 

逆に、検査結果が悪かったにもかかわらず、短期的な治療ですぐに妊娠できた、というケースも。
あくまで検査結果は判断材料のひとつとしてとらえ、医師の指示に従って治療を進めていくことをおすすめします。


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